Q、引張・圧縮型ロードセルの極性を教えてください。 |
A、引張・圧縮型ロードセルの場合は通常、圧縮方向を「−」、引張方向を「+」 としています。 |
Q、トルクの極性を教えてください。 |
A、標準品は、時計方向(CW)を「+」、反時計方向(CCW)を「−」 としています。
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Q、極性を変更したいのですが可能ですか? |
A、出力+(赤)と出力−(黒)の配線を入替えて下さい。
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Q、ケーブルを延長・短縮しても問題ありませんか? |
A、ケーブルの長さを変更するとケーブルの導体抵抗が変動するため出力電圧も変動してしまいます。 |
Q、ロードセルの寿命について |
A、弊社ではおおよそ106回と回答させて頂いております。ただし使用環境・条件により異なりますので
定期的な再検定をお勧め致します。 |
Q、ロードセルの分解能は? |
A、一般に「分解能」とは機器が扱う物理量の最小単位です。ロードセルはアナログ出力ですので
答えとしては表示器の分解能がロードセルの分解能と云えます。
但し、ロードセル自体のふたしかさ(ヒステリシス・非直線性等)は考慮してください。
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Q、推奨印加電圧は? |
A、ご使用方法により異なりますので特に推奨はございません。
ちなみに弊社の検定では最大印加電圧が15Vのセンサーは9Vで検定、
最大印加電圧が6Vのセンサーは3Vで検定を行っております。 |
Q、他社製品の校正及び校正証明書・トレーサビリティ等の書類の発行は依頼出来ますか? |
A、形状・容量により出来ない場合もございますが、基本的にはお受付しておりますので
最寄の営業窓口へご相談ください。 |
Q、他社製品の修理・改造は依頼出来ますか? |
A、保証の問題等ありますのでお受付できません。 |
Q、トルク変換器の計測側・動力側の違いは何でしょうか? |
A、弊社のトルク変換器は、内部にスリップリングを設け回転体の信号を非回転体へ伝達しています。
スリップリングのブラシと銀リングが接触していることにより微小のトルク負荷が発生してしまうため、
その影響がない側を計測側としています。 |